独学で目指す!野菜ソムリエ取得にかかる費用と勉強法について
野菜ソムリエの資格を独学で取りたいなら、通信教育で講座を受講することになります。日本野菜ソムリエ協会の講座を修了することが受験条件になるので、自分で本を買って読んだり、図書館で調べたりしただけでは資格取得はできません。
講座には通学と通信があり、通信コースもスクーリングがあるものとないものがあります。外出が難しい人や、完全独学を希望する人は、スクーリングなしのコースを受講しましょう。
資格には3種類あり、まずは自分のために活かせる野菜ソムリエと、仕事に活かせる野菜ソムリエプロ、そしてその上の野菜ソムリエプロ上級と別れています。野菜ソムリエプロ上級については、まだ受ける人が少ないのか詳細は公表されていないので、まずは野菜ソムリエか野菜ソムリエプロから選ぶことになるでしょう。
受講料は通学のコースも通信のコースも同額で、野菜ソムリエのコースは、初回の試験料込みで15万円弱です。野菜ソムリエプロも講座を受講しなければならず、約32万円かかります。
野菜ソムリエの資格は、2017年から名称や制度が変わっており、以前は初級がジュニア野菜ソムリエという名前でしたが、ジュニア野菜ソムリエの資格もしくは新制度の野菜ソムリエの資格をすでに取得している人には割引があり、約17万円で受講することができます。
野菜ソムリエの試験は、70パーセント正解すれば合格圏内です。試験は、テキストの中から出題されるので、合格への近道は、まずテキストを暗記することでしょう。
野菜ソムリエの試験はマークシート方式なので、過去問題を何度か試してみて、マークシートに慣れておきましょう。問題を繰り返し解くことで、出題の傾向が分かります。問題数が多いので、時間内で終われるよう、時間を図って問題を解く練習を積むのもおすすめです。
野菜ソムリエの上の野菜ソムリエプロの試験は、マークシートではなく記述式になりますから、言葉を正確に覚えておく必要があります。記述式に加えて口答試験もあるので、質問を予想し、わかりやすく答えられるレッスンが必要です。目の前に試験官がいるので、緊張しすぎないような対策もとっておきましょう。
野菜ソムリエプロ上級の試験の詳細はわかりませんが、以前行われていたシニア野菜ソムリエの試験に準じた出題が予想されます。記述式の筆記と口答試験、プロとしての資質を問われるような高度な課題をクリアすることを求められるでしょう。
試験に落ちても再度挑戦することはできますが、その都度受験料がかかります。費用節約のためにも、効率的な勉強法で一度合格できるよう努力しましょう。2017年に名称や制度が変わっているので、古い制度の時から勉強していた人は、混同しないように、情報やテキストの内容を整理しておきましょう。
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