野菜コーディネーターと野菜ソムリエの違いについて


野菜コーディネーターと野菜ソムリエの違い

野菜コーディネーターと野菜ソムリエの一番の違いは、資格を認定する団体が違うことです。どちらも民間資格ですが、野菜コーディネーターは一般社団法人ホールフード協会が認定し、野菜ソムリエは日本野菜ソムリエ協会が認定しています。
次に決定的に違うのは知名度ですが、圧倒的に野菜ソムリエのほうが知名度が高いでしょう。野菜ソムリエは、さらに上級の資格がありますが、野菜コーディネーターにはありません。
野菜ソムリエには通学で学ぶコースと通信で学ぶコースがあり、通信についても種類が分かれています。一方、野菜コーディネーターは通信教育のみです。

いざ、資格を取ろうと思って詳しく調べ出すと、取得までにかかる費用の違いにも驚きます。野菜ソムリエは資格を取得するまでに、野菜コーディネーターの資格と取るよりも4倍近くかかり、さらにステッップアップを目指すと、さらにその倍くらいかかります。
取得までの過程も、野菜ソムリエは講座を受講したあとに会場で試験を受けて合格する必要があります。一方野菜コーディネーターは、講座を受け、提出した課題が基準を満たしていれば、申請で認定証を授与してもらえます。

野菜コーディネーターの特徴は、より美味しく、健康的に野菜や果物を摂るための知識や技術を奥深く学ぶカリキュラムになっています。栄養素を壊しにくく、味を損なわない料理法が学べ、料理のレパートリーが増えます。美容に関連付けたカリキュラムもあるので、取得後はダイエットにも役立ちます。
野菜ソムリエの講座も、野菜の知識や調理法を学ぶカリキュラムがありますが、それを広く伝授するためのスキルも一緒に学ぶのが特徴です。野菜ソムリエの上の野菜ソムリエプロの講座では、販売や流通、栽培や農業についても学びます。

講師にも違いがあり、野菜ソムリエの講座は、野菜ソムリエプロはもちろん、食に関係する管理栄養士や農業の専門家など、多方面のジャンルで多数の講師がいます。野菜コーディネーターの講師は、一般社団法人ホールフード協会の代表である、料理家1人が努めています。
どちらかというと、野菜コーディネーターは日常に活かすため、野菜ソムリエは仕事に活かすためという傾向があります。野菜料理を中心に奥深く学びたいなら野菜コーディネーター、野菜を売る方法や野菜のビジネスについても幅広く学びたいなら野菜ソムリエがおすすめです。

野菜コーディネーターも野菜ソムリエも、野菜の知識を増やし、野菜を活かす技術を身に付けられるという点では一致しています。決め手となるメリットには、野菜コーディネーターは比較的受講料が安いこと、野菜ソムリエは取得後の活用を協会がサポートしてくれることが挙げられます。

ご自身に合った方をじっくり選んで、挑戦してみましょう。


野菜のおすすめ資格

野菜について学び始めるには、手軽なweb講座がおすすめです。
formieの野菜&果物コンシェルジュは初心者向けに網羅された内容をスマホで学習できるので、初めて野菜を学ぶ方にはおすすめです。
→おすすめ野菜の資格はこちら

野菜資格
野菜資格TOP